イベントレポート
★3月鳥の日が、3月12日(土曜日)に行われました。
年度末最終の鳥ガイドは、好天に恵まれ、20名の方にご参加いただきました。講師は大阪市エコボランティアの出島さんと神田さんです。
出発前に、講師から初参加の方へ双眼鏡の使い方の説明があり、その後、大池に向けて出発しました。
コースは、大池から山のエリアを巡った後、自然体験観察園で鳥合わせを行う予定です。
大池には現在500羽ぐらいの野鳥が生息しています。多い時には800羽を超える数が集い、大変賑やかなのですが、冬から春に向けては、北へ帰る鳥が増えるため、数が減ってきているとの説明がありました。
オナガガモは大半が北へ帰りましたが、キンクロハジロはまだ途中なので、普段より多く見られました。アメリカヒドリや、トモエガモなどもまだ見ることができました。
池中央の台座の上には、アオサギが抱卵していました。昨年は大雨で水没したので、講師が「今年は水没しないことを願う。」とお話しされました。
大池から山のエリアに移動しました。カワヅザクラが満開で、お花見客が多い中、花の蜜を求めて、メジロが集まっていました。メジロは目の回りの白いふちどりがかわいい印象がありますが、じっくり見ると、怖い感じに見える人もいるようです。みなさんはどうでしょうか?
アキニレの木には、小さな実を求めて、ヒヨドリ、アトリ、カワラヒワなどが集まります。
地面に落ちている糞がたくさんあれば、どんな鳥が来ているのかがわかります。
今年は例年に比べて飛来数が少なく、キレンジャクなどがまだ来ていません。これも温暖化の影響かもしれません。
自然体験観察園までもどり、鳥合わせをしました。途中で、ジョウビタキやモズも姿を見せ、合計31種になりました。
次の鳥の日は、4月16日(土曜日)10時からです。