★２月草木の日が、２月2６日（土）に行われました。

　今回（こんかい）は「ロゼット・冬（ふゆ）～早春（そうしゅん）の花（はな）」をテーマに、自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園内（えんない）の草木（くさき）の観察（かんさつ）とネイチャークラフトを行（おこな）いました。参加者（さんかしゃ）は18名（めい）でした。

　出発（しゅっぱつ）前（まえ）に草花（くさばな）の冬越（ふゆご）しの仕方（しかた）について説明（せつめい）がありました。「植物（しょくぶつ）が冬（ふゆ）の寒（さむ）さを乗（の）り切（き）る方法（ほうほう）として、種子（しゅし）とロゼットがあります。ロゼットとは、バラの花（はな）の形（かたち）をあらわす言葉（ことば）で、地面（じめん）に放射（ほうしゃ）状（じょう）に葉（は）を広（ひろ）げている姿（すがた）をさしています。」

　最初（さいしょ）に、ノゲシが花（はな）を咲（さ）かせているのを見（み）つけました。まだ茎（くき）が短（みじか）く、この時期（じき）ではタンポポと見分（みわ）けがつきにくいです。春（はる）になると、茎（くき）をのばして高（たか）くなるので、見分（みわ）けやすくなります。

　「ヤブツバキ」は、椿（つばき）の原種（げんしゅ）ともいわれます。花（はな）びらがくっついたままポトンと落（お）ちるので、お見舞（みま）いの花（はな）としては避（さ）けられています。サザンカと似（に）ていますが、落（お）ちた花（はな）びらの状態（じょうたい）で区別（くべつ）することができます。

　途中（とちゅう）で「タンポポ」の花（はな）を見（み）つけました。セイヨウタンポポはがくが反（そ）り返（かえ）っています。最近（さいきん）はカンサイタンポポとミックスした種（たね）も出（で）てきており、正確（せいかく）には、花粉（かふん）やDNAで調（しら）べる必要（ひつよう）があると言（い）われてきています。

　「コナラ」の枝（えだ）の裏側（うらがわ）にびっしりと産（う）み付（つ）けられたカメムシの仲間（なかま）の卵（たまご）を見（み）つけました。

　最後（さいご）に、「ノシラン」のきれいな青（あお）い実（み）が鈴（すず）なりになっているのを観察（かんさつ）しました。

　なにわECOスクエアの２階（かい）交流（こうりゅう）スペースで、センダンの木（き）を斜（なな）めに切（き）ったものを台座（だいざ）に見立（みた）て、折（お）り紙（がみ）でひな人形（にんぎょう）をおって飾（かざ）り、「おひな様（さま）」を作（つく）りました。