小学校指導者向け研修「SDGｓを使って児童の思考力、判断力を育てます!」

　講師（こうし）は、長谷川（はせがわ）和弘（かつひろ）先生（せんせい）（大阪教育大学（おおさかきょういくだいがく）特任（とくにん）教授（きょうじゅ））です。

　今回（こんかい）の研修（けんしゅう）では、「ＳＤＧｓ」に視点（してん）をおきながら、各（かく）学校（がっこう）で、どのような子（こ）どもの育成（いくせい）を目指（めざ）し、どのように環境（かんきょう）学習（がくしゅう）を進（すす）めていけばいいかを具体（ぐたい）に考（かんが）えました。

　最初（さいしょ）に、「SDGｓが動（うご）き出（だ）す背景（はいけい）」について話（はな）されました。

　次（つぎ）に、「SDGｓのねらいやターゲット」についてみんなで考（かんが）えました。

　ワークシート１では、１７のゴールを５つの種類（しゅるい）に分類（ぶんるい）してみました。一（ひと）つ一（ひと）つのゴールのとらえ方（かた）は、人（ひと）によって違（ちが）うので、分（わ）け方（かた）も人（ひと）それぞれです。

　ワークシート２では、各（かく）ゴールが地球（ちきゅう）環境（かんきょう）・社会（しゃかい）・経済（けいざい）・パートナーシップのどれに入（はい）るかをみんなで話（はな）し合（あ）いました。これも人（ひと）によって意見（いけん）が分（わ）かれました。

　ワークシート３では、SDGｓを意識（いしき）した学習（がくしゅう）づくりに向（む）けて、「ゴミ」だと思（おも）うものは何（なに）かをみんなで考（かんが）えました。それぞれについての人（ひと）のとらえ方（かた）次第（しだい）で、「ゴミ」だと思（おも）ったら「ゴミ」になり、思（おも）わなければ「ゴミ」でない、と説明（せつめい）されました。それぞれをどうとらえるかによって違（ちが）いが生（う）まれます。

　ワークシート４では、３で考（かんが）えた内容（ないよう）を自分（じぶん）に近（ちか）いものから遠（とお）いものに並（なら）べます。次（つぎ）に、それをみながら、「ゴミ」（例（れい））について考（かんが）える授業（じゅぎょう）づくりを行（おこな）いました。