なにわのでんとうやさいをそだてよう!秋編　第4回

講師（こうし）は 小川（おがわ）咲恵（さきえ）さん（大阪市（おおさかし）エコボランティア）です。

まずはじめに、小川（おがわ）さんから守口大根（もりぐちだいこん）や里芋（さといも）の収穫（しゅうかく）方法（ほうほう）の説明（せつめい）がありました。

お話（はなし）のあとは、自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）に出（で）て体験（たいけん）活動（かつどう）を行（おこな）いました。

まずはじめに、守口大根（もりぐちだいこん）の収穫（しゅうかく）を行（おこな）いました。細（ほそ）く長（なが）い特徴（とくちょう）をもつ守口大根（もりぐちだいこん）は畑（はたけ）の片隅（かたすみ）に専用（せんよう）の箱（はこ）を作（つく）り育（そだ）てていました。

箱（はこ）の前板（まえいた）を外（はず）し丁寧（ていねい）に土（つち）を除（のぞ）いて収穫（しゅうかく）します。

一番（いちばん）長（なが）いもので、95cmの守口大根（もりぐちだいこん）を収穫（しゅうかく）することができました。

今回（こんかい）、収穫（しゅうかく）した守口大根（もりぐちだいこん）は、昨年（さくねん）なにわECOスクエアで種取（たねと）りをしたものを使用（しよう）しましたが、残念（ざんねん）ながら隣（となり）に植（う）わっていた田辺（たなべ）大根（だいこん）と交配（こうはい）したようで太（ふと）い大根（だいこん）に育（そだ）っていました。

つぎに、第（だい）2回（かい）で植（う）えた碓井（うすい）豌豆（えんどう）や第（だい）3回（かい）で植（う）えたタマネギの成長（せいちょう）を観察（かんさつ）しました。

1mほどに伸（の）びたウスイエンドウのつるの間（かん）からコンパニオンプランツとして植（う）えたエン（えん）麦（ばく）も一緒（いっしょ）に育（そだ）っていることを確認（かくにん）することができました。

つぎに、第（だい）2回（かい）で植（う）えた高山（たかやま）真菜（まな）の成長（せいちょう）観察（かんさつ）と間引（まび）き作業（さぎょう）を行（おこな）いました。

間引（まび）き菜（な）も食（た）べれるので、参加者（さんかしゃ）で持（も）ち帰（かえ）りました。

つぎに、天王寺（てんのうじ）蕪（かぶら）と田辺（たなべ）大根（だいこん）の収穫（しゅうかく）を行（おこな）いました。

田辺（たなべ）大根（だいこん）は、二股（ふたまた）に分（わ）かれているものもありましたが、カゴからあふれるほど収穫（しゅうかく）することができました。

天王寺（てんのうじ）蕪（かぶら）も大（おお）きく育（そだ）っていました。

つぎに、石川（いしかわ）早生（わせ）(里芋（さといも）)の収穫（しゅうかく）を行（おこな）いました。

里芋（さといも）は葉（は）が枯（か）れていましたが、茎（くき）の根元（ねもと）を少（すこ）し掘（ほ）り、優（やさ）しく引（ひ）き抜（ぬ）くと親芋（おやいも）の周（まわ）りにポコポコと里芋（さといも）がたくさんくっついていました。

スーパーで見（み）る里芋（さといも）と違（ちが）っていました。

つぎに、金時（きんとき）人参（にんじん）の収穫（しゅうかく）を行（おこな）いました。

今年（ことし）の夏（なつ）の大雨（おおあめ）や土（つち）の柔（やわ）らかさが足（た）りなかったことが原因（げんいん）なのか、本来（ほんらい）、細（ほそ）く長（なが）い金時（きんとき）人参（にんじん）は短（みじか）いものが多（おお）く残念（ざんねん）な結果（けっか）となりました。

研修（けんしゅう）室（しつ）に戻（もど）って、収穫（しゅうかく）した田辺（たなべ）大根（だいこん）と青首（あおくび）大根（だいこん）の違（ちが）いを触（さわ）って体験（たいけん）しました。

また、大根（だいこん）と人参（にんじん）と蕪（かぶら）の違（ちが）いなども観察（かんさつ）しました。

つぎに、大阪市（おおさかし）エコボランティアの加藤（かとう）元樹（もとき）さんと加藤（かとう）薫（かおる）さんによる紙芝居（かみしばい）｢河童（かっぱ）の八百屋（やおや）さん｣で｢エシカル消費（しょうひ）｣や｢地産（ちさん）地消（ちしょう）｣について学（まな）びました。

子（こ）どもたちにもわかりやすく好評（こうひょう）でした。

最後（さいご）に小川（おがわ）さんより今（いま）までの振（ふ）り返（かえ）りがあり、｢なにわのでんとうやさいをそだてよう!秋（あき）編（へん）｣は終了（しゅうりょう）しました。