生ごみから土づくり～いのちのめぐり～第4回

まずはじめに、
講師（こうし）の小川（おがわ）さんより、前回（ぜんかい）の振（ふ）り返（かえ）りのお話（はなし）がありました。

前回（ぜんかい）のレポートはこちら

つぎに、自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）の畑（はたけ）に出（で）て体験（たいけん）活動（かつどう）を行（おこな）いました。

生（なま）ごみを刻（きざ）んで作（つく）った堆肥（たいひ）を使（つか）って植（う）え付（つ）けを行（い）ったジャガイモの収穫（しゅうかく）をしました。

本来（ほんらい）、ジャガイモは葉（は）が枯（か）れてから収穫（しゅうかく）します。今日（きょう）は、まだ葉（は）が青々（あおあお）としていたので、イモができているかどうか心配（しんぱい）でした。

葉（は）を引（ひ）き抜（ぬ）き、土（つち）の中（なか）を掘（ほ）り返（かえ）してみると、ゴロゴロと赤（あか）いジャガイモが出（で）てきました。思（おも）わず、参加者（さんかしゃ）から喜（よろこ）びの声（こえ）が上（あ）がりました。

土（つち）もふかふかで掘（ほ）りやすかったです。

※ジャガイモの種類（しゅるい）は｢アンデス｣という、皮（かわ）が赤（あか）い品種（ひんしゅ）です。

つぎに、第（だい）1回（かい）の生（なま）ごみ堆肥（たいひ）を作（つく）る工程（こうてい）から第（だい）3回（かい）のダンボール堆肥（たいひ）の土壌（どじょう）分析（ぶんせき）までの講座（こうざ）を整理（せいり）する「まとめクイズ大会（たいかい）」を行（おこな）いました。

1つ正解（せいかい）することにジャガイモを1つゲット。たまに出（で）てくるデビルクイズに間違（まちが）えると全部（ぜんぶ）没収（ぼっしゅう）されるという、とてもハードなクイズでした。

また、｢食（しょく）｣や｢ごみ｣にまつわるSDGsに関連（かんれん）したクイズも出（で）ました。

「食品（しょくひん）ロス」のクイズの最後（さいご）では、なにわECOスクエアの2階（かい）にある｢フードドライブ｣の紹介（しょうかい）も行（おこな）われました。

※フードドライブとは、賞味期限（しょうみきげん）は切（き）れていないが家（いえ）に保管（ほかん）されたままになっている｢もったいない食品（しょくひん）｣を集（あつ）め、必要（ひつよう）とされる方（ほう）などへ無償（むしょう）譲渡（じょうと）する活動（かつどう）です。
詳（くわ）しくはこちら

今回（こんかい）で堆肥（たいひ）講座（こうざ）｢生（なま）ごみから土（つち）づくり～いのちのめぐり～｣は最終回（さいしゅうかい）となります。

生（なま）ごみを再（さい）利用（りよう）し、土（つち）を作（つく）り、野菜（やさい）を育（そだ）て、食（た）べる。

生物（せいぶつ）多様性（たようせい）だけでなく、家庭（かてい）でできることを学（まな）べる講座（こうざ）となりました。

参加（さんか）いただきましたみなさま、ありがとうございました。今後（こんご）も自分（じぶん）にできることを続（つづ）けていってください。