鶴見緑地でレンコン掘り

まずはじめに、
講師（こうし）の苗田（なえだ）さんより、自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）の蓮田（はすだ）について説明（せつめい）がありました。

つぎに、レンコンの掘（ほ）り方（かた）の説明（せつめい）がありました。

道具（どうぐ）の紹介（しょうかい）やレンコンを見（み）つけるためのコツなどを教（おそ）わりました。

「レンコン掘（ほ）りは発掘（はっくつ）作業（さぎょう）と同（おな）じなので、レンコンの芽（め）を見（み）つけたらやさしく丁寧（ていねい）に掘（ほ）りましょう」

お話（はなし）のあと、準備（じゅんび）をして蓮田（はすだ）に向（む）かいました。

蓮田（はすだ）で再（ふたた）び掘（ほ）り方（かた）の説明（せつめい）があり、各（かく）家族（かぞく）ごとにレンコン掘（ほ）りの開始（かいし）です。

参加者（さんかしゃ）が掘（ほ）りやすいように、前（まえ）もって20cm～30cmの表土（ひょうど）を掘（ほ）っていましたが、なかなか見（み）つけることができませんでした。

それでもあきらめずに掘（ほ）り続（つづ）けていると、ようやくレンコンが出（で）てきました。

小（ちい）さなスコップや手（て）で丁寧（ていねい）に周（まわ）りの土（つち）を取（と）り除（のぞ）きます。
つながったままのレンコンも掘（ほ）ることができました。

つぎからつぎへと収穫（しゅうかく）されたレンコンの水洗（みずあら）いをしました。

今年（ことし）は夏（なつ）に長（なが）雨（あめ）が続（つづ）いたりして収穫（しゅうかく）を心配（しんぱい）していましたが、大小（だいしょう）たくさんのレンコンを収穫（しゅうかく）することができました。

1時間（じかん）ほどレンコン掘（ほ）りを楽（たの）しんだあとは、中谷（なかたに）さんによる蓮田（はすだ）の生（い）き物（もの）のお話（はなし）です。

蓮田（はすだ）には１年（ねん）のサイクルの中（なか）でたくさんの生（い）き物（もの）がすんでいます。

今回（こんかい）は、ハスの葉（は）が枯（か）れて取（と）り除（のぞ）く作業（さぎょう）のときに見（み）つけた生（い）き物（もの）やレンコン掘（ほ）りの間（あいだ）に見（み）つかった生（い）き物（もの）の説明（せつめい）がありました。

11月（がつ）11日（にち）の葉（は）刈（が）りのときには、アキアカネやオオアオイトトンボなどの昆虫（こんちゅう）も見（み）られました。11月（がつ）23日（にち）にはドジョウも蓮田（はすだ）で見（み）つかっています。

自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）の蓮田（はすだ）では農薬（のうやく）を一切（いっさい）使（つか）っていません。だからこそたくさんの生（い）き物（もの）がすみ、夏（なつ）にはキレイなハスの花（はな）を咲（さ）かせて、冬（ふゆ）にはレンコン掘（ほ）りができる環境（かんきょう）になっているのです。

レンコン掘（ほ）り体験（たいけん）を通（とお）して、たくさんのことを学（まな）ぶことができました。