【レポート】図書館 de ECO「カードゲームで食品ロスを考えよう！」＠浪速図書館

11月（がつ）23日（にち）（火曜日（かようび）・祝日（しゅくじつ））に、浪速（なにわ）図書館（としょかん）で「カードゲームで食品（しょくひん）ロスを考（かんが）えよう！」を開催（かいさい）しました。
カードゲーム「食（た）べ残（のこ）しＮＯゲーム」を実施（じっし）し、地球（ちきゅう）温暖化（おんだんか）や食品（しょくひん）ロスの現状（げんじょう）と課題（かだい）について、講師（こうし）から講義（こうぎ）を受（う）けました。

　
講師（こうし）は、特定（とくてい）非（ひ）営利（えいり）活動（かつどう）法人（ほうじん）大阪（おおさか）環境（かんきょう）カウンセラー協会（きょうかい）の、谷（たに）美也子（みやこ）さんと、泉（いずみ）　厚子（あつこ）さんです。

前半（ぜんはん）はゲームです。
6名（めい）が参加（さんか）し、4組（くみ）に分（わ）かれて、泉（いずみ）厚子（あつこ）さんの助言（じょげん）で進行（しんこう）しました。
1組（くみ）が大人（おとな）のみ、1組（くみ）が小学生（しょうがくせい）のみ、2組（くみ）が大人（おとな）と小学生（しょうがくせい）（親子（おやこ））です。

参加（さんか）の皆（みな）さんが、それぞれお店（みせ）のオーナーになり、お客（きゃく）さんの予算（よさん）とお店（みせ）のメニュー（重（おも）さ）で食（た）べ残（のこ）しが出（で）ないよう、熱心（ねっしん）に考（かんが）えながら、年齢（ねんれい）に関係（かんけい）なく熱（あつ）いバトルを繰（く）り広（ひろ）げました。

ゲームは初（はじ）めてでも、助言者（じょげんしゃ）のアドバイスや、他（ほか）の参加者（さんかしゃ）からの注目（ちゅうもく）を受（う）けながら、楽（たの）しく充実（じゅうじつ）したゲームを終（お）えることができました。

後半（こうはん）は、日本（にほん）の喫緊（きっきん）の課題（かだい）である、地球（ちきゅう）温暖化（おんだんか）、食品（しょくひん）ロスの現状（げんじょう）や課題（かだい）、世界（せかい）の食糧（しょくりょう）事情（じじょう）、そしてSＤＧｓについて講義（こうぎ）を受（う）けました。

クイズを交（ま）じえながらの講義（こうぎ）は、子（こ）どもから大人（おとな）まで全員（ぜんいん）が、日本（にほん）の食品（しょくひん）ロスは、日本（にほん）国民（こくみん）が毎日（まいにち）お茶碗（ちゃわん）１杯（ぱい）分（ぶん）を捨（す）てていることになることや、世界（せかい）人口（じんこう）の10人（にん）に1人（にん）が十分（じゅうぶん）な食料（しょくりょう）がないこと、賞味期限（しょうみきげん）と消費（しょうひ）期限（きげん）のことなどをはじめとした、講師（こうし）のお話（はなし）に対（たい）し、絶妙（ぜつみょう）の間（ま）で答（こた）えや感想（かんそう）を言（い）いながら進（すす）められました。 食（た）べ物（もの）を大切（たいせつ）にし、一人（ひとり）ひとりが地球（ちきゅう）のことを考（かんが）えて行動（こうどう）することの大切（たいせつ）さを学（まな）び、有意義（ゆういぎ）な時間（じかん）を過（す）ごしました。

アンケートでは、「機会（きかい）があれば友達（ともだち）にも言（い）いたい」「食（た）べ残（のこ）しはしない」「嫌（きら）いだから残（のこ）すのではなく、嫌（きら）いな物（もの）でも頑張（がんば）って食（た）べたり、レストランでは頼（たの）まないようにする」といった、具体的（ぐたいてき）な行動（こうどう）につながる意見（いけん）をいただきました。