イベントレポート
鶴見コットンプロジェクト2021~植物から糸~ 第3回
10月23日(土)に「鶴見コットンプロジェクト2021~植物から糸~」の第3回を実施しました。5家族16名の方にご参加いただきました。
この講座は、身近な繊維であるコットン(綿)を苗から育て、観察、収穫、糸づくりまでの体験と、綿以外の植物からも糸を作る連続講座です。
講師は 三宅恭子さん(畿央大学非常勤講師)です。
はじめに、1階の研修室で、講座の流れについて説明がありました。
今日は、コットンボールの収穫と綿繰り体験、綿とカラムシの糸を使ったオブジェを作ります。
まず、オブジェ作りの下準備に取り掛かりました。講師が用意した自然の木の枝に糸を巻いて、ボンドで固定していきます。 ボンドを乾かしている間に、畑に出ました。
畑で、コットンボールの収穫方法について説明がありました。
綿は白、茶、緑の3種を植えていますが、花の模様や綿の実の付き方などが違います。実は、白と茶の和綿は下向きに、緑の洋綿は上向きに付きます。
綿の感触を感じながら、綿の花も観察して、みんなでコットンボールを収穫しました。
まだ、はじけていない固い実もたくさんあり、希望者に持ち帰っていただきました。日当たりの良い所に置いておけば、自然にコットンボールは弾けてくるとのことでした。
そのあと、研修室に戻り、綿繰り機を使って、綿と種に分ける作業を行いました。綿は次回の糸つむぎで使います。
綿繰りの後、オブジェ作りの続きをしました。講座のはじめに木の枝に巻いたたて糸に、今度は綿の糸や、前回の講座で作ったカラムシの糸などで編みこんでいきます。
飾り付けには綿やどんぐりや葉っぱなど、自然のものをたくさん使ってオブジェを作りました。どんぐりにマジックで顔を描いたりして工夫しながら、かわいいオブジェがたくさん出来ました。
最後に、作ったオブジェを持って、参加者のみなさんで記念撮影をしました。
次回は、11月20日(土)13:30からです。綿の糸つむぎ体験と野草を使って手作りのハガキを作ります。