鶴見緑地はビオトープ「自然体験観察園は『生き物たちのすみか』その１」

　１０月（がつ）３日（にち）（日曜日（にちようび））は、その第（だい）１回（かい）目（め）です。講師（こうし）は、大阪市（おおさかし）エコボランティアの　桝元（ますもと）　慶子（けいこ）さん、忍（しのぶ）　喜博（よしひろ）さん、中谷（なかたに）　憲一（けんいち）さんです。
　野草（やそう）広場（ひろば）、実生（みしょう）林（りん）・雑木林（ぞうきばやし）、湿地（しっち）の生（い）き物（もの）に配慮（はいりょ）した維持（いじ）管理（かんり）方法（ほうほう）を体験（たいけん）するとともに、湿地（しっち）再生（さいせい）と実生（みしょう）林（りん）創生（そうせい）の経緯（けいい）と今後（こんご）について学（まな）びます。

　桝元（ますもと）さんからは、SDGｓ及（およ）び生物（せいぶつ）多様性（たようせい）を学（まな）ぶ場（ば）として自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）があるという話（はなし）をされました。

　また、自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）は、「大阪市（おおさかし）生物（せいぶつ）多様性（たようせい）戦略（せんりゃく）」の関連（かんれん）施設（しせつ）として位置（いち）づけられています。

　次（つぎ）に、中谷（なかたに）さんから、ビオトープとは、大（おお）きくは生（い）き物（もの）の生息（せいそく）場所（ばしょ）のことをさし、自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）は１９９８年（ねん）（平成（へいせい）１０年（ねん））に里山（さとやま）を再現（さいげん）して作（つく）られ、自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）全体（ぜんたい）がビオトープとしてとらえられています、という話（はなし）がありました。

　次（つぎ）に、忍（しのぶ）さんから、野草（やそう）広場（ひろば）再生（さいせい）・実生（みしょう）林（りん）創生（そうせい）と湿地（しっち）化（か）計画（けいかく）についてのお話（はなし）がありました。
　

　これらのプロジェクトは、自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）を守（まも）っていくことを目的（もくてき）とするのでなく、来（き）た方（かた）にそこから環境（かんきょう）について学（まな）んでもらうことに主眼（しゅがん）がおかれています。そして、みんなでその維持（いじ）管理（かんり）について考（かんが）えていきます。

　なにわECOスクエア１階（かい）研修（けんしゅう）室（しつ）にもどり、中谷（なかたに）さんから、今日（きょう）見（み）つけた生（い）き物（もの）について話（はなし）を聞（き）きました。

　写真（しゃしん）は、ホシミスジというチョウの仲間（なかま）です。翅（はね）には白（しろ）い斑点（はんてん）が帯（おび）のように並（なら）んでいて、その帯（おび）が3本（ほん）入（はい）っているのが特徴（とくちょう）です。