★7月虫の日が、7月１７日（土曜日）に行われました。

　緊急事態（きんきゅうじたい）宣言（せんげん）明（あ）けの久々（ひさびさ）の開催（かいさい）となりました。

　今回（こんかい）は子（こ）どもたちにとって身近（みぢか）な｢ダンゴムシ｣をテーマに、お話（はなし）や昆虫（こんちゅう）さがし、ゲームなどを行（おこな）いました。

　まず、はじめに2階（かい）の交流（こうりゅう）スペースでダンゴムシの生態（せいたい）や雌雄（しゆう）の区別（くべつ）、生殖（せいしょく）の様子（ようす）などのお話（はなし）を聞（き）きました。

｢ダンゴムシは何（なに）のなかま？｣「脱皮（だっぴ）のしかたは？」などクイズを交（まじ）えて楽（たの）しく学（まな）ぶことができました。

　お話（はなし）のあとは、なにわECOスクエアの外（そと）に出（で）て昆虫（こんちゅう）さがしです。

　ダンゴムシは、植木鉢（うえきばち）の下（した）や落（お）ち葉（ば）の下（した）にいることが多（おお）いので、ダンゴムシの好（す）きそうなところを重点的（じゅうてんてき）に探（さが）しました。

　このあとのダンゴムシのレースのために、できるだけ大（おお）きなダンゴムシを探（さが）すのに必死（ひっし）でした。

　ダンゴムシの好（す）きそうなところでは、カナブンの幼虫（ようちゅう）やミミズ、ナメクジなどさまざまな生（い）き物（もの）も見（み）つけることができました。

　室内（しつない）に戻（もど）り、それぞれが採取（さいしゅ）したダンゴムシを円卓（えんたく）の中央（ちゅうおう）に置（お）き、どのダンゴムシが一番（いちばん）はじめにテーブルのふちまでたどり着（つ）くかレースを行（おこな）いました。

　思（おも）うように動（うご）かないダンゴムシにドキドキのレース展開（てんかい）でした。

　次（つぎ）に、ダンゴムシの綱渡（つなわた）りに挑戦（ちょうせん）です。

　直径（ちょっけい）3mmほどのロープの上（うえ）を器用（きよう）に渡（わた）っていくダンゴムシでしたが、ロープをストローに変（か）えたとたんにうまく渡（わた）れなくなりました。

　つるつるした面（めん）の物（もの）の上（うえ）は渡（わた）れないようです。

　たくさん足（あし）のあるダンゴムシで渡（わた）れなかったストローの綱渡（つなわた）りをミミズとナメクジでも挑戦（ちょうせん）してみました。

　ミミズも上手（じょうず）にストローにつかまることができませんが、ナメクジはゆっくりですが渡（わた）っていきました。

　昆虫（こんちゅう）にも得意（とくい）不得意（ふとくい）があることがわかりました。