【レポート】小学校指導者向け研修「環境教育に『おおさか環境科』を活用しよう」(第3回)

 2がつ26にち(金)きんに、大阪おおさか市内しないしょう中学校ちゅうがっこう教職員きょうしょくいん対象たいしょうとした、小学校しょうがっこう指導者しどうしゃ研修けんしゅう環境かんきょう教育きょういくに『おおさか環境かんきょう』を活用かつようしよう」(だいかい)を開催かいさいしました。 講師こうしは、たまご環境かんきょう教育きょういく研究所けんきゅうじょ代表だいひょう後藤ごとう清史きよしさんです。

だいかいのテーマ:「環境かんきょう教育きょういくとSDGs」】

 はじめて参加さんかされたほうもいらっしゃいましたので、まずはアイスブレイクで自己じこ紹介しょうかいをして、緊張きんちょうがほぐれたところで講義こうぎはじまりました。
 今回こんかいは、世界せかいまれている、国連こくれん採択さいたくされた目標もくひょうSDGs(持続じぞく可能かのう開発かいはつ目標もくひょう)について、SDGsの基本的きほんてき知識ちしきやそれをささえる環境かんきょう教育きょういくについての説明せつめいがありました。
 環境かんきょう大切たいせつかんがえて行動こうどうできるどもたちそだてるため、環境かんきょう教育きょういくはとても大切たいせつだということを先生方せんせいがたまなんでいただきました。   

 そして、カードを使つかったわたどりのワークショップをしました。わたどりは、「繁殖はんしょく」と「越冬えっとう」をします。途中とちゅうで、宅地たくち開発かいはつてなどがあって繁殖はんしょく越冬えっとうると、わたどりかずっていきます。その様子ようすを、カードを移動いどうさせて理解りかいしていきます。
 そのあとわたどり保護ほご必要ひつようなSDGsについてかんがえていただきました。こたえはひとつではなく、いろいろなSDGsがかかわっていることを理解りかいできました。

 「おおさか環境かんきょう」のかく単元たんげんおなじで、ひとつの課題かだいにいろいろなSDGsの要素ようそふくまれていることをまなびました。
 すべての学校がっこう活動かつどうはSDGsにつながっており、そのことを理解りかいして指導しどうすることの大切たいせつさを先生方せんせいがた認識にんしきしていただきました。  

 研修けんしゅうのアンケートから、「SDGsのイメージがつかめてよかった」「環境かんきょう教育きょういくのヒントをつかめた」などの感想かんそうおおくいただきました。
 ぜひ、今後こんご授業じゅぎょう役立やくだてていただければとおもいます。ご参加さんかいただきました先生方せんせいがたまことにありがとうございました。