なにわエコスタイル
市民環境大学2018 第2回
エリア:
鶴見区
2018年07月22日 日曜日

よく知る人はよく伝える人だ!ということで、「地球温暖化」「資源循環」「自然との共生」などについて楽しく学び、高い発信力を身に付けていただくための市民環境大学、第2回がなにわECOスクエアの1階研修室で開催されました。
第2回は、ヒートアイランド現象による暑さの攻略法を学習します。

まず初めに、大阪府地球温暖化防止活動推進センター(一般財団法人大阪府みどり公社)シニアコーディネーター講師の田中利男氏から、「いったい何がおこっているのか?どうして大阪は熱帯夜が多いかなど、ヒートアイランド現象の原因や仕組み」を教えていただきました。

皆さんは地球温暖化と聞いてどのようなコト、どのようなモノを思い浮かべますか?
北極海の海氷の融解、海没が心配される島等、新聞やテレビの報道でなんとなくはご存知の方もいらっしゃると思います。

もし、地球温暖化の影響で海面が1m上昇したら、大阪は海に近い中心部は大きな被害を受け、なんと大阪北西部の海岸線はほぼ水没するとの事です。
もっと身近な地球温暖化による影響では異常気象(ゲリラ豪雨)や海水温の上昇等による台風の進路への影響などがあるそうです。
遠い海外だけの問題ではなく日本国内でも地球温暖化の影響を受けています。

皆さん一人一人が家庭で実行できる地球温暖化対策も教えていただきました。
例えば使用時間を1時間短くする、設定温度を控えめにする等による使用負荷の低減や、古いエアコンを省エネ機能の高いものに買い換え等によって、エネルギー消費量を削減することができます。
その他にも、家庭での創エネでは太陽光発電施設、太陽高熱温水器エネファーム(燃料電池)、エコウィル(ガスコジェネ)等でも地球温暖化対策ができるようです。

そして、都市化や近畿におけるにおけるヒートアイランド現象、ヒートアイランド現象による健康への影響、地域でのヒートアイランド対策を学んだあとは、ワークショップで「はかって何℃ 日なたと日かげなどで温度測定」を行いました。

研修室から自然体験観察園に向かう途中のコンクリートの階段で測定した結果は
7月22日 午前11時頃 温度37℃ 湿度 42% 30WBGT℃
でした。

WBGT(暑さ指数)の結果は30WBGT℃で厳重警戒(28~31℃)になり外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意するという結果になりました。
【※WBGT(暑さ指数)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標で、単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。】

受講生の皆さんが測定した放射温度計の結果は
日なたの地面では47℃  日かげの地面では32.3℃
黒い服や髪の毛では50℃  白い服では32.6℃
木陰では34℃  自然体験観察園の蓮池付近では35℃
の結果がでました。

研修室に戻ってからヒートアイランド現象ものしりクイズを行いました。
受講生の皆さんは、講師の先生から学んでいたので全ての問題を正解しました。
そして暑さ攻略の武器になるオリジナルうちわをつくりました。
最後にグループで自己紹介を行い最後に全員でわが家のヒートアイランド宣言を発表しました。

参加者からは「ヒートアイランド現象について知る事ができ、ヒートアイランド対策についても知ることができて良かった」「家庭で出来る暑さ対策の勉強になった」「環境について具体的な話だった。実験によりより身近に感じた」「対策できる事がたくさんあると知ったので色々つみかさねたいと思います」などの意見が寄せられました。