なにわエコスタイル
小学校生き物さがしサポーター研修
エリア:
鶴見区
2018年05月12日 土曜日

大阪市では、平成29年度末に策定した「大阪市生物多様性戦略」において、具体的施策に位置付けている「身近なところで生き物・植物を見つけよう」に基づき、今年度より市立小学校(30校)において、3・4年生と校内に生息・生育する生き物の調査を年2回実施します。
子どもたちの身近な場所で様々な生き物たちが生息・生育していることを知ることで、生き物がいる環境を守ろうという意識の芽生えを育み、生物多様性の保全につなげようとするのが目的です。

「小学校生き物さがし」を実施するにあたり、サポーターとして協力していただくために、大阪市エコボランティアの皆さんにお集まりいただき、研修を行いました。

小学校生き物さがしの概要説明が行われあと、大阪市立環境科学研究センターの桝元慶子氏より、大阪市生物多様性戦略の趣旨と生き物さがしの意義と内容、実際の進め方などの話がありました。
生き物の豊かな「個性」と「つながり」をキーワードに、子どもたちの身近な所での自然体験や生き物を発見する取組みを進める中で、子どもたちの生物多様性に関する意識を高め、多様性を守る行動、保全への理解につなげることの重要性が強調されました。

次に、大阪市エコボランティアの忍喜博氏が講師となって、小学校学習指導要領を踏まえたうえで、学習指導の留意点についての話があり、特に子どもたちの自然に対する興味・関心の喚起、観察や体験などの重要性が強調されました。

講義のあとは、研修室を出て、一人ひとりが観察記録用紙を手に自然体験観察園でのフィールドワークに向かいます。

野草広場や雑木林での植物観察や採集、植生の違いなどを記録していきます。

実際に小学校に行けば、子どもたちからどのような疑問や質問が出るか想像できません。
皆さん、真剣な顔で取り組んでいます。

採集した植物は研修室に持ち帰り、ホワイトボードに掲示し、植物名、特徴などを検討する模擬授業を行いました。

最後に、大阪府立大学の石井実先生より、「たこ焼きで学ぶ生物多様性の恩恵」というテーマで講演がありました。
生物多様性とは何か?たこ焼きに関する生物は何種?の問いかけから、生態系サービスの観点より生物多様性の恩恵を考え、同時に生物多様性の現状、危機要因、都市部の生物多様性の特徴や都市化による変化等についても言及されました。

5月14日より「生き物さがし」が始まります。
エコボランティアの皆さん、生き物に対する不思議と驚きで子どもたちの眼をいっぱい輝かせてあげてください。