<イベントレポート>図書館 de ECO 「布ぞうりをつくろう」@淀川図書館

2024年3月3日、淀川図書館において、着古して不要なTシャツを使って、布ぞうりを作る講座が実施されました。
講師は大阪市エコボランティアの長谷川勝美さんです。定員いっぱいの方の参加がありました。

事前に着古したTシャツの胴回りの部分を5センチ幅の輪切りにしたものを3着分、各自で用意して持ってきてもらいました。
来られたらまず、足の指にはさんで編んでいくので、足にはさむ紐と、最後につける鼻緒を選んでもらいます。
鼻緒は講師の長谷川先生がいろんな色や柄で作ってくださったもので、みなさんどれが合うか、真剣に考えてから選ばれていました。
全員が揃うまで、まずは輪切りにしたTシャツの布を1か所切って、ひもにしていきます。

さていよいよ、ぞうりを編んでいきます。
まず、足の指や足全体に紐をかけます。
そして、その紐にTシャツを切った長い布をかけていきます。
出だしの部分が一番むずかしくて、みなさんとても苦労されていました。
先生にマンツーマンで教えてもらったり、お互いに教えあったりして、なんとかどんどん編めるようになりました。
1足編み終わったら、また出だしの編み方忘れたと、先生に聞きなおす方も。
頭も手も足も使って、全身運動できました。

ぞうりが完成したら、先生に説明していただきながら、鼻緒を付けていきます。
鼻緒を付けたら、とても素敵な布ぞうりの完成です。
さっそく履いてみて、その感触を楽しんでおられました。
それぞれ、オリジナリティにあふれたぞうりができあがりました。
また家でも作りたいと、編む時に使う紐の長さや、鼻緒の作り方など、時間が許す限り熱心に先生に質問されていました。